単行本
発売: 講談社
価格: ¥ 1,785
amazonでのユーズド価格: ¥ 900
著者・編者:
氏家 幹人
アマゾンでの評価平均値: 4.0
アマゾンでのカスタマーレビューより:
評価: 4怪奇譚から歴史を見る 同氏の本は出る度ごとにほとんど読んでいて、
今回も「またヘンな本出してるよ〜」と思いつつ購入しました。
最近は本の数が増えてネタの重複も目立つようになり
少々食傷気味でしたが、今回のは目先が変わって面白かったです。
歴史学の隙間からこぼれ落ちる、言ってみれば真面目な研究者が
真面目に研究しないようなネタをコツコツと拾い集めて
本にしている、そういう著者はある種尊敬に値します。
政治や経済など、歴史学の王道からアプローチしても決して
見えてこない何かが、こういうところから見えてきますよ☆
評価: 3実は表紙の絵を見て期待したクチです(笑) ・「耳嚢(みみぶくろ)」ダイジェスト版のようなものです
・挿絵はほとんどありません
・思っていたほど残酷ではありません
・著者はあとがきで「これは学術書だからそのつもりで読め」と言っています
・あんなわかりやすい「釣り」で、それはないだろう(笑)
・そういう大事なことは帯に書いておくべきだと思うので、星三つ
以上、未熟な大人の方々が間違えて買わないための目印として。
評価: 5大江戸アンダーグラウンド 「黒い杉浦日向子」と個人的に私が呼んでいる氏家氏。
山田風太郎の小説にも通底するシニカルなアプローチで、江戸の暗黒面をあぶり出すその筆致は見事です。
この作品は、天狗、猫娘、河童などおなじみの妖怪話をとりあげると見せかけて、その背後にある幼児性愛、幼児虐待、イジメ、介護疲れによる殺人などなど……現代に通底する凄惨な事件を紹介していきます。
現代世界は病んでいる? この時代は腐敗している?
そうでしょうか? 職場のイジメにキレたとしても同僚が刀を持っていないだけマシ、あるいは虐待が妖怪のしわざにされないだけマシかもしれませんよ。
妖怪は消えたようで消えてはいない。変わらない人間の心こそが物の怪であり、私たちの周りからそれは消えないと、これらの怪事件は語っているのです。